第30回日本語作文コンクール (2023年10月24日)
初級
最優秀賞
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陳 羿均(チン イーチュン)(台湾)
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優秀賞
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サンドバル ヨク マリオ ダビッド(グアテマラ)
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優秀賞 |
ライラ インタン ペーマタ サリ(インドネシア)
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優秀賞 |
ペレイラ ビエルナスキ ラウラ(ブラジル)
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優秀賞 |
アパイウォン セーンターウァン(ラオス)
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中級
最優秀賞
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カイン ス イン(ミャンマー)
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優秀賞
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ジセル ティタニア アントニウス(インドネシア)
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上級
最優秀賞
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鄭 雨昕(テイ ウシン)(台湾)
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優秀賞
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ユーン ナディ ボー ウィン(ミャンマー)
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優秀賞 |
ホープラサート ワリサラー(タイ)
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優秀賞 |
マハマット マンスール アブデル アジズ(カメルーン)
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第30回 講評
とりわけ暑かった夏も終わり紅葉の季節になりました。 留学生の皆さんは日本の四季を楽しんでおられる事と思います。
約600年前の室町時代から「男心と秋の空は一夜にして七度変わる」(現代では女心に替えて使われるようですが)という言葉があり、日本では昔から天候が変わりやすい季節になりますので健康に気を付けてお過ごしください。
さて、「留学生による日本語作文コンクール」は大阪鶴見ロータリークラブの創立10周年の事業としてスタートして今回で30年目を迎えました。毎年、沢山の留学生の皆さんにご応募頂き、また磯田副センター長を始め日本語教育センター様の一貫したご協力のお陰で当クラブの大切な事業の一つとなっています。
本年は初級33名、中級22名、上級24名 の合計79作品の応募を頂き、第一次審査を通過された上級8名、中級4名、初級8名の方の作文を当クラブで審査しました。皆さんが頑張って書いて頂いた作文ですので、大阪鶴見ロータリークラブの会員全員が読んで審査に参加してもらいました。例年と同様に点数、順位の甲、乙がつけ難く、採点には苦労をしたようです。
僕がその結果を集計していて意外に思ったのは、それぞれの会員で採点結果がかなりばらついていることです。つまり、読み手によって、同じ作文でも評価がずいぶん変わることです。どの作品も内容が濃く読み応えがありますので、応募作品に現れた皆さんそれぞれの真剣さや懸命さに採点する会員が感動した結果と思われます。
審査は1、文章の構成 2、日本語の正確さ 3、説得力・感動という3項目で採点を致しました。
初級、中級、上級と難しい漢字・語彙を使うチャレンジ姿勢を感じました。日本人の我々も感心するような表現力の豊かさで、自分の主張や考えを表現した作品が多く真剣に読ませていただきました。
出身国に拘わらず皆さんの日本語習得レベルが高い事にも驚きました。これは、皆さんの努力は勿論ですが日本語教育センターの先生方のご指導の賜物だということを忘れてはならないと思います。
こうして表彰式に出席し、受賞者の皆さんの一人ひとりの姿を見ると、書かれた作文はそれぞれの国柄や生活経験を反映した内容であることが実感されます。
皆さんには、さらなる人間的成長と将来の目標達成の為、日本での留学生活が実のあるものになりますことを祈念申し上げ、また皆さんが母国と日本との親交の懸け橋となっていただきますことをお願いし講評とさせていただきます。 有難うございました。
国際交流基金運営委員会委員長 秀島 博規