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第29回日本語作文コンクール

第29回日本語作文コンクール

日本語作文コンクールとは

第29回日本語作文コンクール (2022年10月25日)

初級
最優秀賞
ソコロヴ エフゲニー(ラトビア)
優秀賞
デ ラ パズ ファビアン エルネスト ガブリエル パサクダール(フィリピン)
優秀賞
イチンノロブ バザルラグチャー(モンゴル)
優秀賞
ヒメネス ロハス アブラハム ダビッド(ドミニカ共和国)
優秀賞
チャン ミエッ トゥヤ(ミャンマー)

中級
最優秀賞
匡 宗蕙(台湾)
優秀賞
金 秀貞(韓国)
優秀賞
バルデス ガルシア リスベットゥ(メキシコ)
優秀賞
ソト スレイニット(カンボジア)

上級
最優秀賞
アーカー ミィン ミャッ(ミャンマー)
優秀賞
李 晧淼(中国)
優秀賞
斉 贇(中国)

第29回 講評

第29回留学生による日本語作文コンクール講評
1994年大阪鶴見ロータリークラブの創立10周年の事業としてスタート致しました「留学生による日本語作文コンクール」も本年で29年目を迎えました。
毎年、沢山の留学生の皆さんにご応募頂き、又日本語教育センター様のご協力のお陰で当クラブの大切な事業の一つとなりました。本年もコロナ禍の大変な時期にも拘わらず、上級31名、中級37名、初級14名 計82名、25ヶ国の皆さんの応募を頂きました。第一審査を通過された上級10名、中級7名、初級5名の方の作文を審査いたしました。いつもは4名で各級の審査をしておりましたが、今回は初めて当クラブの会員全員が審査に参加するという形をとらせて頂きました。折角頑張って書いて頂いた作文です。会員全員に接してもらいたく思い全会員審査に参加してもらいました。いつもと同様 点数、順位は甲、乙つけ難く苦労をしたと報告がありました。審査は1、文章の構成 2、日本語の正確さ 3、説得力・感動という3項目で採点を致しました。私も審査をさせて頂きましたが採点には苦慮致しました。初級は日本語に積極的に挑戦する姿勢がみられ今後が頼もしく思われました。中級は上級へのステップとなる、難しい漢字・語彙を使うチャレンジ姿勢を感じました。上級は我々日本人も感心するようなテーマの作文が多く、表現豊かで楽しく読ませていただきましたが審査には苦慮致しました。私は第1回のコンクールからこの事業に接しており、第10回目の審査委員長をさせて頂きました。その頃は やはり上位は漢字圏の留学生の皆さんが占めておりましたが、ここ最近、本年もあらゆる国の方の健闘が見られ、日本語に対する習得レベルのアップを感じた次第です。
皆さんの努力は勿論ですが日本語教育センターの先生方のご努力の成果だということを忘れてはならないと思います。留学生の皆さんには、将来の目標達成の為、日本での留学生活が実のあるものになりますことを祈念申し上げ、また皆さんが母国と日本との親交の懸け橋となっていただきますことをお願いし講評とさせていただきます。有難うございました。

国際交流基金運営委員会委員長  中村 浩一

過去の入賞作品アーカイブ

■第1回(1994年) ■第2回(1995年) ■第3回(1996年) ■第4回(1997年)
■第5回(1998年) ■第6回(1999年) ■第7回(2000年) ■第8回(2001年)
■第9回(2002年) ■第10回(2003年) ■第11回(2004年) ■第12回(2005年)
■第13回(2006年) ■第14回(2007年) ■第15回(2008年) ■第16回(2009年)
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