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青少年交換は、在学中の高校生を他のロータリー地区へ派遣し、また他の地区からの高校生をホームステイで受け入れ、感受性の豊かな時期に異国での学校生活を体験させるプログラムです。
交換の相手先は国際ロータリー及び当第2660地区の青少年交換委員会で決定され、スポンサーとなるロータリークラブは、カウンセラーを用意してお世話にあたります。当クラブは設立まもないころより、このプログラムに積極的に参加しています。 |
1989-1990 Tara Lee McCalan (タラ・マッカラン) Canada |
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武市真依 (武市会員のお嬢さん) 1984.1.28生 留学先 ベルギー クバン・シメイ セント ジョセフ カレッジ 期間 2001.8-2002.7
日本での在籍高校 梅花高校 |
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菊井若菜
(菊井会員のお嬢さん)
1982.7.21生
行き先、アメリカ合衆国ミズリー州
2000年8月より一年間
日本での在籍高校 四天王寺高校
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武市尚大
(武市会員のご子息)
1982.8.23生
留学先 カナダ オンタリオ州 コリングウッド コリングウッド カレッジ
期間 1999.8-2000.7
日本での在籍高校 大商学園高校
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一年間という長いようで短い期間で学んだこと(武市尚大くん)
ROTARY CLUBの皆さんありがとうございました。 一年間という長いようで短い期間に実に多くのことを学びました。 僕にとって、最大のメリットは語学勉強よりも人生勉強ができた事です。 これはこのROTAYの派遣プラグラムに参加した人であれば 誰もが考える事だと思います。
派遣プログラムは留学ではなくあくまでも国と国を結ぶ 親善大使であること、そしてそこから一体何を感じ取り何を学ぶかが一番大切だと 思います。 そのなかで僕は友達の重要さと自分の母国に対してどれだけの事を知っているかと 言う2点について、この派遣プログラムを通じて勉強できたと思います。
いままで簡単に友達を作ることができましたが友達のことを あまり深く考えることもありませんでした。カナダに行って友達の重要さを改めて感じました。友達、それは 私たちに笑顔と成功するために勇気を与えてくれます。 普段 このような話をするとばかにされそうですが僕は改めてそう思いました。
そしてなによりも日本に17年も住んでいながら日本について 何も知らなかったことにきずかされました。カナダで日本についての質問を 実に多く受けましたが、しかしそのたいはんは答える事ができませんでした。それは英語をうまく喋れない以上に何も知らなかったという事です。
今現在帰国して8ヶ月になります。この8ヶ月間 日増しに自分はとてもよい経験したラッキーな奴だと思うようになりました。これは僕の人生を大きく良い方向に変えてくれたものと思っています。これからはROTEXの一員としてこのプラグラムがより良い物になっていくことを願い精一杯がんばりたいと思います。 |
高校卒業式での米光さんとホスト家庭 |
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米光智子
1980.8.1. 生
行き先、アメリカ合衆国ミズリー州セントルイス
1997年8月より一年間
日本での在籍高校 大阪市立扇町高校
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青少年交換の思い出(米光智子さん)
アメリカから帰国して2年が過ぎ、今思い出すとあの頃の毎日がとても充実していたように思います。最初の頃私があんなに嫌がっていた学校も今となれば私にとって大切な思い出の一つです。そして、学校生活を無事に終え楽しむことができたのは、ホストファミリーのみなさんのおかげだと思います。
初めは英語が全く分からなくて、毎日先生から出される宿題に追われていて、そんな時でもホストペアレンツがいつも教えてくれました。私がテストでよい点数を取った時は、一緒になって喜んでくれました。私は彼らにとても感謝しています。彼らがいなければ、私はあんなに楽しむことが出来たか分かりません。
明日から私は、もう一度彼らに会いに行きます。帰国してから初めて会うので、今からわくわくしています。彼らに会うことができたのもロータリーのみなさんのおかげです。私は、この出会いと素晴らしいチャンスを私に与えて下さったことを心から感謝します。
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光山 剛
(光山会員のご子息)
1980.1.28生
行き先・アメリカ合衆国イリノイ州ロックポート
1996年8月より一年間
日本での在籍高校、大阪府立箕面東高校 |
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佐藤真理子さんとホスト家庭 |
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佐藤 真理子
(佐藤俊一会員のお嬢さん)
1975. 4. 12 生
行き先・アメリカ合衆国 オレゴン州 ポートランド
1992年3 月より1 年間
日本での在籍高校
帝国女子大学大和田高等学校
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アメリカ留学(佐藤真理子さん)
1992年の3月から1年間、交換留学生としてアメリカのオレゴン州に行かせていただきました。幼い頃から、音楽やファッション等、アメリカに対しての憧れのあった私は、夢と希望を抱いて 日本を飛び立ちました。
空港に着くと,向こうのロータリアンの方々が「Welcome MARIKO!!」と書かれた派手な横断幕といくつもの風船を持って待っていただき、私を見つけ出すやいなや、熱い抱擁で私を出迎えてくれたことが最初に感じたアメリカ人のぬ くもりでした。
英語がほとんど話せなかった私を、毎晩のように勉強につきあってもらったり、ホームシックになってトイレで泣いていた私をいつまでも手をにぎって私に勇気づけてくれたりと、ホストファミリーの皆さんは私の心の大きな支えとなりました。自分の本当の子供のように愛情をもって一年間私を育ててくれたことに、大変感謝しています。
1年間、実際に自分で体験し、学んだ経験は、17歳の私をひと一倍大きな人間にさせてくれました。
9年たった今は、この留学の経験を生かし、日本に来ている留学生のカウンセラーをしています。日本という国をしらない人は世界にたくさんいます。だから日本に来ている留学生にすこしでも、日本のすばらしさ知ってもらって、国に帰ったときに家族や友達に日本の事を伝えてもらえれば良いと思います。
このすばらしいチャンスを与えていただいた、ロータリアンのみなさんに感謝するとともに今後ともこのプログラムが盛大になる事を望んでおります。
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斉藤明美
(斉藤純一元会員のお嬢さん)
1972. 5. 17 生
行き先・カナダ オンタリオ州 オークビル
1989年8 月より1 年間
日本での在籍高校 神戸女学院高等部
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梶川明美(旧姓斉藤)さんの感想
私が鶴見ロータリrクラブから交換留学生として、カナダ、オンタリオ州へ行かせて頂いてから、かれこれ11年の月日が流れました。あの1年間は、遠い昔の思い出でありながら走馬灯のように思い出します。今でもはっきりとホストファミリーの顔を浮かべることが出来ます。しかし,思いだそうとすれば、懐かしさのあまり胸が締め付けられ涙がこぼれます。
私は4つのファミリーが与えられました。カナダという移民国の為、アメリカ、南アフリカ、イギリス、オランダをバックグラウンドに持つファミリーでした。どのホストファーザー、マザーも、私を実の子のように、心から愛し、時には叱り、私のことを見守ってくれました。ホストブラザー、シスターは自分たちの宿題をする時間や、遊ぶ時間をさいて、私に一生懸命英語を教えてくれました。
国籍が違っても、人種が違っても、親と子また兄弟姉妹間に生まれる愛の尊さを、痛感させられました。その時に知った「自分の何かを犠牲にしてもなお、他人に与える思いやり、優しさ、の重み」が今日の私を支えています。
今年の3月に、1つ違いの、京都のお医者さんと結婚し、私も1つのファミリーを持ちました。今まで私を見守り支えてくれた全ての人達に、恥ずかしくない生き方、家庭、etcに日々努力する毎日を舞鶴にて過ごしています。
最後になりましたが、またと経験することができない機会を与えて下さり大変お世話様になり、ありがとうございました。鶴見ロータリークラブの益々のご発展をお祈り申します。2000・12・吉日 |
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