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1999/2000年度国際ロータリー第2660地区第6組
インターシティ・ミーティング
ゼネラルリーダー 菅生浩三パストガバナー
ホストクラブ   大阪鶴見ロータリークラブ


●日時・場所 
2000年2月19日(土)午後1時より5時40分。
エル・おおさか大ホール(大阪市中央区北浜東3-14、収容人数800名)

●参加クラブ(11)
大阪、大阪東、大阪東淀、大阪城、大阪城東、大阪北淀、大阪中之島、大阪大手前、大阪城北、大阪淀川、大阪鶴見(ホストクラブ)

●趣旨
学級崩壊に象徴される教育の荒廃や凶悪な少年犯罪の発生、ドメスティックバイオレンス、官界財界等のモラルハザード。立ちすくまざるを得ないこのような現象を前にして、われわれロータリアンは何を考えどう行動するべきでしょうか。私たちは、現代社会にともすれば欠けがちな「愛と思いやり」をテーマにIMを開催し、招待参加者も交えてこの問題を考えあいました。

●プログラム
13:00 開会セレモニー
13:45 一般招待者入場
14:00 第一部講演(大竹美喜氏)
15:05 第二部映画「イエローサブマリン」と 愛のゴスペル
17:00 一般招待者退場
17:15 閉会セレモニー

●会長挨拶
歓迎の言葉
ホストクラブ会長  西野 政治


 皆様、本日は大変お寒い中、また公私なにかとお忙しい中、1999−2000年度国際ロータリー第2660地区第6組インターシティ・ミーティング開催に際しまして、柏木尚ガバナー及び菅生浩三ゼネラルリーダー、パストガバナーをはじめ、多数のご来賓の方々のご臨席を賜り、誠に有難く、心より厚く御礼申し上げる次第であります。
 私たちホストクラブも、先輩各位のご指導、ご鞭撻を頂戴致しながら、お陰様で今日まで成長を遂げて参りました。その源と申しますのは、ロータリアン一人ひとりが「博愛奉仕の精神」に燃えて、実社会の潤滑油として活動した所以であろうかと思います。
 本日、第一部として、基調講演をいただきますアメリカンファミリー保険会社、在日代表・会長の大竹喜美様の「愛と思いやりの心」と題してのご講演は、実に有意義なお話と伺っております。
 また第二部においてはUIP関西支社のご厚意によって「愛」というテーマで、ビートルズのアニメ映画を立体音響で上映して、皆様のお茶の間の話題として提供させていただく予定になっております。
 第三部では、若い青年男女の熱いエネルギー溢れるゴスペル歌唱に、満ち溢れる愛の力を感じとっていただければと願っております。
 私たちロータリアンは、2000年の開幕という時代認識の上に立って、今は如何なる立場にあるのか、また個々には如何に振舞うか、このことには一段と思いやりを深く巡らせて、高度な知能を働かせ、対応致さねばなりません。
 今や地球的市民感覚という言葉通り、一人一人の人間が「信じ合い愛し合い」その人生の宝物の歴史を称えていける人として、成長を遂げて参ろうではありませんか。
 本日のIM開催、運営にあたりまして、労をとって下さいましたロータリアンをはじめ、関係各位に深く感謝申し上げまして、大変簡単ではございますが、私の歓迎の挨拶とさせていただきます。本日は誠に有難うございました。
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●講演
講師:大竹美喜(おおたけよしき)氏
(1939年広島県生。アメリカンファミリー生命保険在日代表・取締役会長、東京西北ロータリークラブ会員)

 演題:「愛と思いやりの心」


 ロータリーの四つのテストにあるGoodwillは、好意と訳されていますが、本来は「善意(思いやり)」の意味であります。「愛と思いやりの心」は、ロータリアンの基本精神「奉仕」の基本であるばかりでなく、人間らしく生きるための指針となるでしょう。大竹先生のご講演は、感動に満ちた内容で、上記の演題をクリックしてご覧いただけます。
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●イベント
ビートルズのアニメ映画「イエローザブマリン」

1968年に制作され、アニメーション映画の金字塔とされるビートルズの「イエローサブマリン」は「愛」がテーマ。今回、オリジナルフイルムからデジタル・リマスタリングされ、映像も音響も全く一新され、世界的な反響を呼んだ作品を、UIP関西支社及び関西視教社のご助力で、最新の立体音響装置DTSを使用して上映しました。ロータリアン200名に加え、一般 の招待者500人が鑑賞。ビートルズになじみの薄い若い世代にも彼らの「愛」のメッセージに触れて頂いたと考えています。
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●愛のゴスペル
出演:OSMクワイヤー、指揮:池末 信先生
イベントの最後を飾るゴスペルの熱唱は、OSMクワイヤー。大阪鶴見ロータリークラブの浮舟会員が理事長を務める大阪スクール・オブ・ミュージック(OSM)の学生さん達でした。OSMクワイヤーはは東京を始め全国各地の公演のほか、海外にも遠征。フロリダ州ペンサコラのゴスペルフェスティバルで熱演。ニューヨークハーレムの教会での有料コンサートでも超満員の観衆を前に熱唱し、大好評を得たグループです。曲目は、ビートルズナンバー「イエスタデー」を含む3曲。特に最後の「翼をください」は聴衆を感動の渦に巻き込みました。
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●解説
Intercity Meeting (IM) インターシティ・ミーティングとは、複数都市のクラブで実施する都市連合会で、ロータリー会員相互の親睦と面 識を広めることが目的とされています。当第2660地区では、地区内の84のクラブを、1〜8組に分け、それぞれの組が経験豊かなリーダーのもとに、1年に1回会合を開き、ロータリーの奉仕の理想を学ぶ機会としています。この会合に決議や決定はありません。会のホストは、各組内のクラブが、回り持ちで担当。2000年のIM第6組は、大阪鶴見ロータリークラブがホストを務めました。
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●企画の背景
私たちがIMのテーマに「愛と思いやりの心」を取り上げた背景には次の言葉が有ります。

ロバート・フルガム
 「人生で大切なことはすべて幼稚園で学んだ(同書のクレド「信条」から)


どのように生きるか、何をなすべきか、どのようにあるべきかについて本当に知りたいことの殆ど全てを、私は幼稚園で学んだ。
分別は大学院の最高峰にあるのではなく、日曜学校の砂場に見出だされる。
以下は、私がそこで学んだことである。

 1)ものを分かち合う。
 2)フェアプレイ。
 3)人をぶたない。
 4)元有ったところに戻す。
 5)自分で散らかしたものは自分できれいに片づける。
 6)人のものをとらない。
 7)誰かを傷つけたら、ごめんなさいという。
 8)食事の前に手を洗う。
 9)トイレの使用後は水を流す。

温かいクッキーと冷たいミルクは体によい。
バランスのとれた生活をおくる。
少し学んで、少し考える。絵を描き、歌い、ダンスする。
毎日いくらか遊び、そして働く。
毎日昼寝する。
世間にでれば、交通に気をつけ、手をつなぎ、離ればなれにならない。
不思議の存在を知る。

ロータリーの四つのテスト

言行はこれに照らしてから
 真実かどうか
 みんなに公平か
 好意と友情を深めるか
 みんなのためになるかどうか
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