35周年記念誌を作成しました
大阪鶴見ロータリークラブは35周年を迎え、記念誌を発行いたしました。
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-35周年を迎えるにあたりまして-
台北市華朋扶輪社の皆様を多数お迎えいたしまして、大阪鶴見ロータリークラブの会員の皆様及びその家族の皆様とともに、35周年のご報告をさせていただくことができますことを、たいそう喜ばしく光栄に存じます。
私たち大阪鶴見ロータリークラブは、1984年7月10日、大阪城東ロータリークラブを親クラブとして、27名のチャーターメンバーのもと、太閤園を例会場として発足いたしました。それからはや35年が経過いたしました。
35周年を迎えるにあたり、実行委員会といたしましては、10周年、20周年、30周年ほどの大きな区切りではないこと、また、5年後に控えている40周年により大きなエネルギーを蓄えておきたいとの思いから、記念式典等は開催せず、記念事業のみに集中するという方針で進めてまいりました。
そこで、今回、クリスマス家族会の前の例会におきまして、式典に代わり、わずかの時間ではございますが、ご報告をさせていただくことになりました。
その記念事業につきましては、こののちご紹介させていただきますように、ロータリー財団から地区補助金もいただき、「鶴見緑地にアーモンドの森を作ろう」プロジェクトとして、本年2月17日にアーモンド50本の植樹式を実施いたしました。
35年を振り返ってみますと、大阪鶴見ロータリークラブは、国際交流基金を設立するなど国際奉仕に力を入れ、また鶴見緑地を中心とした社会奉仕を実施するという、二つの大きな特徴をもって、奉仕活動を積み重ねて来た経緯があります。
このたび、31年目から35年目までの活動の記録はもちろん、特に鶴見緑地に関連した35年間の奉仕活動の歴史を整理することも、たいへん意義深いことではないかと考え、この点につきましても、この後ご報告させていただきます。
35年間にわたり大阪鶴見ロータリークラブを支えていただきました皆さま、また本日お越しの台北市華朋扶輪社の皆様にこの場をお借りして心より感謝申し上げますとともに、今後ともよろしくご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
35周年実行委員長 山崎修一
-35周年記念事業「鶴見緑地にアーモンドの森を作ろう」プロジェクトのご説明-
2019年2月17日に花博記念公園鶴見緑地にて「鶴見緑地にアーモンドの森を作ろう」プロジェクトの植樹式が行われました。
このプロジェクトは大阪鶴見ロータリークラブの30周年記念事業の一環としてスタートしました。当クラブではアーモンドの森が子供達の成長とともに成長し、鶴見緑地の名所となりそして大阪の名所となることを願い、鶴見区の全ての幼稚園・保育園に記念プレートを作っていただき、2014年2月に30本の植樹を行いました。
その後毎年2月に5本ずつ植樹を続けて2018年2月に50本目の植樹が行われました。そしてアーモンドの森プロジェクトをさらに拡大する形でロータリー財団地区補助金を申請し承認を得て、大阪鶴見ロータリークラブ35周年記念事業&ロータリー財団地区補助金事業として50本の植樹を行い、合計100本の植樹を行うことが出来ました。
記念植樹式ではご来賓を代表し、大阪市鶴見区から区長の河村浩一様、ロータリークラブから国際ロータリー2660地区パストガバナー・2018年-2019年財団委員長の福家宏様にご挨拶をしていただきました。
来賓の皆様による鍬入れと水遣りの後、参加してくれた多くの幼稚園・保育園の子供たちによる水遣りが行われました。
鶴見区の茨田中学校の吹奏楽部の皆さんには随所で素晴らしい演奏を披露していただき植樹式を大いに盛り上げてくれました。また、子供たちに人気の鶴見区のマスコットキャラクター「つるりっぷ」も登場し植樹式に花を添えてくれました。
アーモンドの森のプロジェクトは、鶴見緑地パークセンター、鶴見緑地公園事務所、鶴見区役所の皆様など関係各所の皆様の周到なご準備の上に成り立っています。大阪鶴見ロータリークラブは、関係各所の皆様方のご尽力に深く感謝申し上げますとともに、「アーモンドの森」を鶴見緑地の名所そして大阪の名所として成長していくように継続して見守っていきたいと考えています。
35周年実行副委員長 津野友邦
-大阪鶴見ロータリークラブ周年事業と鶴見緑地との関わり-
大阪鶴見ロータリークラブは1984年に創立され、本年で35周年を迎えました。当クラブ周年事業と鶴見緑地との関わりについてお話しをさせて頂きます。
設立時には、大阪市に鶴見緑地PR用のビデオソフトを寄贈致しました。
1987年は創立3周年事業として緑地世界の森に珍しい「小鳥のマンション」を設置し地域の人達にバードウオチングを楽しんでもらおうと計画致しました。ひょうたん、竹、杉を素材にして巣箱を作成設置しました。この事業は朝日、毎日、読売、の3大紙に取り上げられ記事が掲載されました。しかし残念ながらこの小鳥のマンションは1990年の花博開催の際に取り払われてしまいました。
1989年の5周年には鶴見区に区花「はなみずき」を贈呈し、この年より緑地で開催されている鶴見区民祭りに参加をするようになりました。今日まで1度は台風の為中止の年がありましたが、種々の企画で29回参加し、地域の皆さんとの交流を図っております。
周年ではありませんが、1990年には鶴見緑地公園で「大阪花と緑の博覧会」が開催され当クラブは緑地公園内の迎賓館で例会を行いました。そして全国のロータリークラブ協賛で西ゲート前に「シマサルスベリ」の木を寄贈致しました。
1994年創立10周年には「Birds Come Back」をテーマに緑地内に実のなる木(エノキ,ムクノキ,モチノキ)等8本を寄贈し、それと共に緑地を訪れる野鳥の銘板を作成し、山と池の2か所に設置しました。また区内の中学生を対象に「花博記念公園PRコンテスト」を実施し、400点の作品が集り区民祭りと京阪モールで展示公開を致しました。
2004年の創立20周年には緑地大池に鳥の休憩できるフロートを寄贈し今でも鳥たちが休息をしています。
2014年創立30周年はメインテーマ「育もういのち」に「鶴見の自然を育もう」をコンセプトとして 創立10周年に設置した野鳥の銘板をリニューアル設置しました。そして鶴見区主催の「子供達の食育推進イベント」のサツマイモプロジェクトに参加、6月の苗植えから、除草、水やり、つる返し、11月の収穫まで参加、協力をしております。当クラブはサツマイモの苗を提供しております。このイベントは人気があり申し込み後、抽選により400~500名が参加いたします。今年も10月26日に収穫作業を行いました。
先程、津野副委員長から話がありましたアーモンドの森作りも30周年の大きな事業のひとつであり、100本の植樹をして本年で終了いたしました。将来鶴見区の名所、大阪の名所となることを祈念したいと思います。
このように鶴見緑地とのかかわりは今後も続けていかなければいけないと思います。
35周年実行副委員長 中村 浩一