2018年 国際交流のつどい
国際交流のつどい 会長挨拶 2018/9/9 於「咲くやこの花館」
本日は、ご多用のところ、私共、大阪鶴見ロータリークラブ・国際交流の集いに
ご出席を賜り、誠にありがとうございます。皆様、おひとり、おひとり、を心より歓迎いたします。
さて、今日は、大阪日本語教育センターの留学生の皆さん、ロータリー・青少年交換学生の皆さん、ローテックスの皆さんをお招きしています。
まず、この国際交流の集いの本日の主役、それは、今、ご紹介した青少年の皆さんです。
そして、このパーティーを行う目的は、日本で学ぶ留学生、日本の青少年、それから、私共、大阪鶴見ロータリークラブのメンバーが集まって、共に、国際交流を行うところにあります。ちなみに、今日は、十六か国の留学生をお迎えしています。
まだ、来日したばかりの留学生の皆さん、どうか、一日も早く日本の生活に慣れて、日本での生活をエンジョイしてください。
私は、留学生の皆さんに、この日本で、一生の宝となるような友達と出会ってもらい、若き日の記憶として残る、素晴らしい体験を沢山してもらいたいと思っています。
そして、「日本に来てよかった」と思って頂けたら大変嬉しく思います。どうか、良い思い出を沢山作ってください。
その上で、留学生活が、皆さんにとって、楽しく、有意義であり、未来へ一歩を踏み出す、キッカケとなることを心より願っております。
ありがとうございました
会長 山本隆一
国際交流のつどい 締めの挨拶
まずは大坂なおみ選手のUSオープン優勝、おめでとうございます。彼女は大阪市中央区生まれで、3歳から靭公園のテニスセンターで練習したそうです。
とりわけ嬉しいのは、彼女の快挙が正に国際交流の賜物であることです。彼女の身長は何と180センチもあるそうです。
さて、今年は災害の多い年です。
1~2月の豪雪に始まり、6月の大阪府北部地震、7月の西日本集中豪雨、進行方向が270度変わった台風12号、そして最近の台風20号、21号と北海道地震。
これらの中で被災者の姿が世界中から称賛されています。『困難に耐える』そして『非常事態の中でも礼節を失わない』、略奪などの混乱が起こらない事です。
古くから日本人は豊かな自然と共生してきました。日本の自然は美しく四季が有り、雨量も多くて恵みをもたらしてくれます。しかしその豊かな自然には多くの災害も含まれるのです。
その両方と共生して育まれた日本の文化が、財布を落してもお金が取られずに届けられる、スマホを忘れてもそのまま戻ってくるという社会に繋っているのです。
大坂なおみ選手の、勝って相手を思いやる心、ブーイングにも謙虚に感謝する態度もその表れと言えるでしょう。
留学生の皆さん、日本の自然災害の多さには驚かれ怖いだろうと思います。しかし、日本を深く理解するのに本当に良い経験をしたと前向きに考えてください。
今日は鶴見区民祭りが中止になりましたが、それにも拘わらず国際交流のつどいに大勢お集まりいただき、本当にありがとうございました。
秀島博規