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2017会長挨拶

2016-17会長 秀島博規
2017-18年度 会長:秀島 博規

「変化をもたらす」力:「会員増強」

-持続可能なクラブと奉仕活動の礎-

イアン・ライズリーRI会長エレクトは「ロータリーとは何ですか?」と聞かれて、「変化をもたらす」という答えに行きついたそうです。これが次年度RIのテーマ「ロータリー: 変化をもたらす(MAKING A DIFFERENCE)」になっています。
では、当クラブは?「変化をもたらす」ためには「力」が必要です。しかし、日本の少子高齢化トレリンマを当クラブも同様に反映して「会員数の低迷」、「予算不足」、「活動力の低下」に陥っています。つまり、「変化をもたらす力」が減退しつつあります。
また、イアン・ライズリーRI会長エレクトは「ロータリーにとどまり続けるのは、ロータリーで充実感をえることができるからです。」と述べておられます。ロータリーの充実感は、親睦活動と奉仕活動からもたらされます。「会員数の低迷」、「予算不足」、「活動力の低下」にあっては、親睦と奉仕の双方がマンネリ化して充実感も減少してゆきます。
成行きに任せていては、クラブは縮小均衡を続け、いずれ限界ラインを割ってくる恐れがあります。会員数30名が限界維持ラインと言われていますが、現在の会員数は32名です。
次年度会長を拝命してから、私は何をなすべきかを考えてきました。当クラブに寄与するための様々な方策も考えてみました。その結論は、「会員増強」無くしては何も前進しないという自明の理でした。私も今まで、増強活動をやらなかったわけではありません。それなりにロータリーについて話をし、友人に声掛けをしては来ました。しかし、危機感が足りなかったことに気付きました。何としても仲間を増やそうという決意は有りませんでした。
自分自身に対するこれまでの反省も込めて、「会員増強」という最も根本的で困難な課題をテーマとしましたが、実は怯えを感じております。是非ともご協力をお願いします。

増強の為にあらゆる方策を取りたい

ご理解の通り、会員増強は一筋縄では行きません。危機感と決意を持って力を注いでも、大きな壁があります。特に比較的若い候補者を誘う時に最初に出てくるネガティブな答えの第一が「忙しくて、とても毎週の例会には出られない。」でしょう。また言いにくいことですが、「年上の方ばかりで、入会したらこき使われそう。」という返答も多いです。
制度的な面を含めて、こうしたネガティブな反応にどうしたら応えることが出来るのか、皆さんと一緒に考えて具体策を実現していきたいと思います。
これまでの常識や慣習を覆すような変革が必要になるかもしれませんが、RIの大方針として「クラブ運営の柔軟性」が強く打ち出され、個別クラブで実行できる方策の幅が広くなっています。前年度実施した「例会の大幅削減」はその先駆的な試みと言えましょう。
「運営の柔軟化」は目的ではなく手段です。前年度をテスト期間と位置付けて、今年度は「会員増強を目的としてクラブ運営の柔軟化を活かす」仕組み作りと実践を進めていきたいと考えます。更にその先には「会員増強を手段として、親睦活動と奉仕活動を活性化し「変化をもたらす」という目的があります。

よく言われることは「入会だけではロータリアンになれない」ですが、「入会なくしてはロータリアンになれない」のも事実です。「質か量か?」の議論にも深いものが有りますが、量が無ければ質を高める前にクラブの存立そのものが危殆に瀕します。
理念的な議論は一旦脇に置き、現実的に必要不可欠である増強のため「聖域なしにあらゆる方策を検討する」ことが先決ではないかと考えています。
ロータリーの創始者ポール・ハリスは次のように述べられたそうです。「ロータリーがしかるべき運命を切り開には、常に進化し、時には革命的にならなければなりません。」
また、片山勉ガバナーエレクトも「持続可能性」と「適応力」を強調されています。現実への適応なくして持続なし、「変化をもたらす」ために全会員の力を合わせましょう。

ロータリークラブの訴求ポイントは健在

ロータリークラブは人生を変える機会をもたらします。それは、以下のような諸点がロータリアン生活に寄与する為であると思います。これらは同時に入会を誘う訴求点です。

  • ・親睦と奉仕のバランスが良く、充実感、感動、誇りが持てる
  • ・色々な性格、多様な人生の方々と親しくなれる
  • ・ロータリーの活動・役職にあって自分で考え、自分を鍛える機会になる
  • ・忙しさに流されがちな中で、例会出席による規則的な週単位のリズムが生まれる
  • ・所属クラブ内はもとより、クラブを超えた親睦の輪がある
  • ・多様な社会ニーズに対応する奉仕の基盤がある
  • ・親睦、奉仕ともに国際的で大きなネットワークがある
    その他にも沢山の訴求点が有るでしょう。具体的な利用価値もあります。
  • ・部下を育てるために利用
  • ・家族サービスに利用・・・などです。

別紙カラープリントに記載が有るように、「さまざまな考え方や経験を持つ会員がいれば、クラブに新鮮なアイディアがもたらされ」ます。
イアン・ライズリーRI会長エレクトは、「120万人の会員一人ひとりが、独自の目標と優先を掲げ、一味違った経験をしています。一人ひとりが、ロータリーを独自の解釈で理解しているのです。」とも記しておられます。
様々で多様な考えと能力を持った入会候補者のニーズに沿った訴求を行い、一人でも多く会員になって貰いましょう。会員増強の具体策は、各位のご意見を伺い逐次企画・実行していきたいと考えますが、紋切り型でない多様な勧誘方法を皆で試してみましょう。
新しい会員を迎えるのは、まことに新鮮で楽しいではありませんか!

会員増強の方策について(ご意見をください)

・若い会員(現役世代)及び女性会員にマッチした例会運営やイベントの柔軟化

①例会の適正回数を検討:2016〜17年度はテスト期間の理解(47~48回→37回)
*回数が減りすぎると「行きたい時に休会、行けない時に例会」の矛盾も拡大
今年度は40回に増やすが引続き試行期間として位置付ける

②「出席要件の緩和」検討:(標準クラブ定款14条3節a)に沿った有り方と方策
*「クラブは、例会の出席要件を和らげ、ほかの方法を通じて会員の参加を促すことができます。参加の方法には、クラブの役職に就く、クラブウェブサイトの更新と管理、例会の企画担当、イベントの企画などがあります。クラブに活気があり、会員が充実した体験をしていれば、出席は問題にはならないでしょう。

③勧誘機会の強化: OTOMODACHI作戦(仮称)
お友達紹介例会の開催、イベントへの候補者参加勧誘、若い候補者や女性候補者が関心を持つイベントや同好会の検討、リクルートチームの組成検討 など

・聖域なき会員増強策、退会防止策の検討
  • ① 出席率をこれまで通りに拘るべきかどうかの議論深化
  • ② イベントへの協力やイベント出席の重視(全て例会出席にカウントする等の検討)
  • ③ 会員の平等徹底と新人担当お節介役の検討(お互いに‘さん’付けでどうか)
  • ④ 会費低減あるいは基礎会費+都度会費制による収支バランスの検討
  • ⑤ 代理出席、代行会員の検討(法人会員、身分共有会員の検討も視野に)
  • *世界的には既に法人会員や会員身分の共有を実施しているクラブが存在
個別テーマへの取組み(各委員会にお願いしたいこと)

青少年奉仕が5大奉仕となった事や公共イメージ向上がクローズアップされるなどRIの新方針や地区組織の変更が有りました。一方、我がクラブでは委員会の統合が進み、このため従来の担当委員会がそのまま担当することがミスマッチになったり、担当委員会によっては過重な負担になっていると考えます。したがって、委員会の枠を超えて各委員会が協力しながら活動を進めていく事が重要になっていると思います。All for One, One for Allの心で、コミュニケーションを密にして取組みを進めて頂くように改めてお願いします。

・多様なクラブ、特色のある活動を
「国際のツルミ」の伝統:国際奉仕の分野で先進的な活動を実施してきた歴史
当面の大イベントとなる鶴見区民まつりと国際交流のつどいについては別紙
有志による姉妹クラブや国際奉仕関連クラブへの訪問の推奨 など

・Myロータリーの登録・活用
登録の早急な促進(アンケートにより一括登録およびパスワード管理の検討も)
クラブセントラルの活用(目標登録、活動の入力、ニュース紹介等)
・公共イメージと認知度の向上(謙虚さ重視からノリノリへの変身?)
まずは鶴見区民まつりを絶好のチャンスとして、可能な限り当クラブを地域にアピール
アーモンドの森事業を環境に焦点を当てたプロジェクトとして一層強くアピール
RIリソースの活用、地区へメディアの取材依頼、その他アイディアを出して実施

・「飛躍の礎」のフォローアップ:5か年計画と4つの目標
地区会議の趣旨を踏まえて会員増強計画の再立案(2018-19に<1>50名規模)と実行プロセスの
定期点検(3ヶ月毎程度)を実施
*「クラブ戦略計画委員会」は当クラブでは特別事業・長期計画委員会が兼務しているが、機能強化に向け職業分類・会員増強委員会等との合同とするなどを検討。

<2>「親睦を通じた楽しいロータリークラブ」、<3>「人材と地域性を活用した地域密着型の奉仕」について、家族、人材、人脈(友人)、地域の参加推奨・増進
<4>「国際交流基金の新しい活用」は5つの「具体的サンプル」に沿って効果的な運用を実施(特にサンプル3「日本の若者たちの海外留学や海外活動の支援のための活用」を検討)
・「クラブ細則」および「内規」の見直し(各2014年1月、2012年6月に最終改定)
細則:出席免除の規定を柔軟に適用 地区へルール化の相談 など
内規:国際交流基金の新しい活用、「飛躍の礎」での提言を盛込む など

以上